6月3日に発売されたブドウ葉抽出乾燥混合物を有効成分とするカプセル剤です。
軽度の「静脈還流障害」による足のむくみや重だるさを改善する「西洋ハーブ医薬品」の第1号です。
「静脈還流障害」とは下肢の血流が滞ることで引き起こされる疾患をいいます。
初期症状は足のむくみ、重だるさ、つっぱり感などですが、重度になると足の皮膚の色が変わる色素沈着や足の表面に拡張した静脈が浮き出たりする静脈瘤などの症状がでることがあります。
「西洋ハーブ医薬品」欧州医薬品庁(EMA)等により、基原植物やその使用法が規定され、有効性、品質管理、製造プロセスなどが明確に定義された、「生薬製剤」(Herbal medicinal products)のことを指しています。
ハーブといえば、お茶などの飲み物や食用のものが、日本人には思い出されるかと思いますが、ヨーロッパでは、古くから医薬品として流通されてきました。特にドイツでは、西洋ハーブを使った医薬品の割合が高く、店頭で様々な薬を見ることができます。日本では、2007年に西洋ハーブの承認審査のルールが示されたことにより、2011年に「赤ブドウ葉乾燥エキス混合物」を新有効成分とした一般用医薬が初めて承認されました。

このアンチタックスは第一類医薬品に分類されていますので薬剤師による対面販売が義務付けられております。
高血圧、糖尿病などの持病のある方、妊娠されている方、血をサラサラにし固まりにくくする薬などを服用されている方などは服用することができませんので購入の際にはお手数ですが、薬剤師によるカウンセリングにご協力お願いします。
2013.06.27 (木)